ノアは5日、7月20日の大阪大会でGHCタッグ王者の丸藤正道、マイバッハ谷口組が中嶋勝彦、マサ北宮組と2度目の防衛戦を行うことを発表した。同ヘビー級王者の中嶋は25日の福島・郡山大会で小峠篤司とV6戦が決まっており、2冠王の期待がかかる。

 また、杉浦貴が心房細動治療のため、次期シリーズ(16日、所沢で開幕)から欠場。7月14日にカテーテル手術を受ける。本人は10月ごろの復帰を希望している。

皆さんに迷惑をかけてしまうんですが、前進するための少しの後退だという気持ちで(杉浦)

6.5杉浦貴選手記者会見の模様
杉浦 私ごとですが、7月14日に心臓の手術をすることになりまして、6月のシリーズから欠場することになりました。皆さんに迷惑をかけてしまうんですが、前進するための少しの後退だという気持ちで手術することに決めました。

――症状はどういったもの?

杉浦 不整脈があって「心房細動」という病名です。血管に管を通して、不整脈を起こしている箇所を焼く手術…カテーテル手術というんですが。最初に不整脈と言われたのは2011年。そこから薬をずっと飲んでいたんですけど、薬の量も増えてきて、なかなか効かなくもなってきていて、ドクターからはずっと手術を勧められていました。試合中は大丈夫なんですけど、練習中にめまいを起こして、救急車で運ばれたこともあって。朝方も気分がすぐれずに、めまいを起こしたこともありました。

――手術自体は大手術になるもの?

杉浦 いや、脚の付け根から血管に管を通していって、傷口はそんなに大きくなくて済むものだと聞いてます。

――復帰までに要する期間の見通しは?

杉浦 手術をするにあたって、血栓という血の塊ができていると手術ができないので、手術の1か月前から血液をサラサラにする薬を飲み続けないといけない。術後も血栓ができないようにするために3ヶ月薬を飲み続けなければいけない。入院自体は短いんですが、もし(投薬治療中に)出血を伴う怪我をした場合、血が止まらなくなる結構な事故になってしまうので。

――半年程度をみている?

杉浦 予定では10月14日まで薬を飲み続けなければいけない状態で。症状によっては多少早まる可能性もあるみたいですが、10月ごろには復帰したいとは思っています。

――欠場期間中も肉体を維持するトレーニングは可能?

杉浦 そうですね。怪我しなければ良いということで、普通の生活はできそうです。

――長期欠場は久々となるが、不安はある?

杉浦 今、選手が頑張ってるなかで休んでしまうのは申し訳ない気持ちもありますし、応援してくれてるファンの方々にも残念な思いをさせてしまう…というのはありますけど、寝たきりではなくて練習もしっかりできるので、その辺は多少ストレスは軽減されるかな…というのはあります。

――拳王や清宮への思いは?

杉浦 拳王に関しては一緒にベルト巻いてたし申し訳ないな…って気持ちもありますけど、あいつは一人でもやっていける男だと思ってますんで、俺が帰ってくるまで暴れてくれてればいいかなと。清宮に関しては海外行って良い経験積んでもらって、また日本で交わることがあればいいなと思います。

※杉浦は退席

内田会長 杉浦選手から報告もありましたが、最初心臓の手術と聞いて驚いたんですが、聞けば良くある手術だということで。こういうことはなるべく早めに対応して、早い復帰を願った決断でありました。確かに選手が少ないなかで、ここで杉浦選手や清宮選手を欠く状況になるのはキツいことですけど、そこも他のメンバーでフォローして何とかやっていこうと。それもノアの新しい体制だと思っていますので、皆様方には是非ご理解をいただきたいなと思っております。